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石油をはじめとする危険物等については、経済活動の基盤であるとともに国民生活には欠かせないものであり、これらの危険物等を貯蔵し、又は取り扱う施設等の安全を確保することは、経済活動や国民生活を円滑に、かつ、実りあるものとするために、極めて重要なことであります。
当協会は、このような見地から、危険物等の貯蔵、取扱い又は運搬に関する保安の確保を図ることを目的として、昭和51年に設立されました。
業務内容としては、石油等の危険物を貯蔵する屋外タンク貯蔵所の安全性についての設計審査、保安審査等を行うとともに、当協会が有する専門知識、技術、経験を活用して、危険物等に関する安全対策の向上に資するための、各種の技術援助、調査研究を実施しています。
また、危険物関連設備等の性能評価、危険物運搬容器をはじめ12品目に係る試験確認の業務、危険物等の性状確認・データベース登録確認の業務、危険物施設等に係る事故情報の収集・分析、新たに出現する危険性物質に係る情報の収集と性状の確認等を行う他、危険物に関する最新の情報等を提供する研修会、セミナー、講習会の開催など幅広く業務を行っております。
さらに、規制改革による危険物の保安に関する技術基準の性能規定化等や企業防災の実効性を確保するための自主保安等が推進される中、当協会が行う研修会等に対する消防機関、企業からの要望は、多様化するとともにその量も大きく増加していることに鑑み、これらの動向を踏まえた多様な研修内容を検討する体制を整備し、研修会等の開催に係る業務を効率的に行うとともに、その内容の充実を図ってきたところであります。当協会はより適切な業務実施・効率化等の観点から、これまでの「危険物等事故防止技術センター」と「研修センター」を統合し、「事故防止調査研修センター」を平成22年4月に設置するとともに、同年7月には、これまでの業務企画部を企画部と業務部に分離いたしました。
今後とも、公正、中立な技術的専門機関として、時代の要請に応えながら社会的使命を果たすとともに、技術力の向上・強化と業務の効率的かつ適正な運営を図り、危険物等に関連する保安の確保に努めてまいる所存であります。
皆様方の一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。